あまどさんとのリレー企画・そのさん!

2017.05.26 Friday

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    わーい!いつの間にやらもう三回目!

    素晴らしい小説を書かれる事で有名なあまどさんとのリレー企画・第三段!

    テーマは「なごみ探偵」です!しいたくのあほパートはさておき、あまどさんの本格ミステリ&サスペンスな展開をお楽しみください!ではどうぞー♪

     

     

     

     

     

    おいおい、とんだメンバーが揃っちまったよ。と、トド松警部補の目つきがジトりと細む。なごみ探偵おそ松の事となると、途端にポンコツと化すチョロ松警部は既に使い物にはならない。ならばもう一人の警部に頼るしかないと一松に目を配るが、その姿はべったりとおそ松に付き纏われていた。

    「ねえねえ、何してんのー?」

      捜査を続けるべく、鑑識の十四松と共に死体の検証を続けるが、二人の間におそ松は体を滑り込ませる。肩に乗せられた手を一松は払い除け、十四松は手をそのままにほんのりと頬を色付かせ、困ったように微笑んだ。
      邪魔しちゃ駄目だよ。と優しく咎められるが、おそ松は返事だけ威勢良く返し、舌の根の乾かぬうちに十四松の手にしていたポリ袋を掴む。

    「うわぁ……綺麗ー!」

      制止を掛ける一松の声を無視し、外から射し込む日射しにそれをかざす。小さなポリ袋に入れられたオレンジにも似た赤い石は、光りを取り込みながら中で無数の輝きを放ち、おそ松の瞳孔を同色に染め上げた。
        こらこら。とトド松がおそ松の腕をやんわりと掴み、その腕を下ろす。

    「現場の物で遊ばないで」

      きょとんと瞬きを繰り返すおそ松の視線を捉え、顔を横にふる。怒ってますよというアピールの為ムッとした表情も浮かべるが、伝わっているのかいないのか、おそ松はえへへへと笑うだけであった。

    「ねえねえ、それ何ぃ?」

      鑑識へと袋を返すトド松に付きまとい、
    おそ松が問う。兎のように跳ねながら落ち着きなく左右へと肩越しに顔を覗かせ、ピタリと背中へと貼り付く。
      ンン″ッ。と喉奥で誰かが態とらしく咳をしてみせた。その声に顔だけを振り向かせれば、二つの感情を表す表情を器用に浮かべていたチョロ松が、得意気な笑みを浮かべていた。

    「それはカーネリアンと言うんだよ、おそ松君」

      屋敷の石床がチョロ松の磨かれた革靴を反射し、足音さえも優雅さをうかがわせる。それに合わせるかのようにチョロ松もゆったりと歩み、おそ松の横に並んだ。

    「カネ……?」
    「カーネリアン。一般的に積極性を高め、新しい事を始めるときの迷い事を払拭する効果があるらしいね。語源はラテン語で肉という意味、または新鮮という意味する言葉からもきているらしい」

      既に害者となってしまったカラ松も、本は企業家だったからね。持っていたって可笑しくはないはずだよ。と珍しくそれらしいコメントを溢すチョロ松に、トド松は口をぽかんと開け、言葉を失くした。

    「へぇー!なんかよく分かんなかったけど、チョロさん凄ぉい!」

      キャッキャと女子大生のようにおそ松がはしゃぎ、チョロ松の腕へと絡み付く。デレデレと鼻の下を伸ばすチョロ松の顔は既に先程の面影を残していないが、一松は気にも止めず考え込むように顎へと手を沿えた。

    「とすれば、やはりコイツに恨みを持った者の犯行か」

      物取りならば場を荒し、所持品だって奪って行くだろうと理由づける。

    「第一に何故このバカデカい屋敷に使用人が一人も居ない?  聞けば今回の通報も、コイツが死の間際に連絡して発覚したそうじゃないか」
    「はい。履歴は害者が手にしていた携帯に残っています」
    「であれば少なからず、犯行はその時間帯に行われているはずだ。犯人も余程せっかちなんだろう、殺す気で刃物を突き刺したにも関わらず息絶えるところまで見届けないなんて。いや、もしくは余程の自信家か……?」

      脳内整理を始める一松に、トド松は手帳を広げながら肯定する。危惧していた捜査の滞りは思いの外順調に進み、不謹慎にもトド松の頬が緩んだ。

    「あっ!!」

      唐突におそ松が声をあげ、閃いたとでも言いたげに人指し指を立てる。その声に肩を跳ねさせた一同が一斉におそ松へと注目し、次の言葉を待つ。

    「俺、犯人分かっちゃったかもぉ」

      場にそぐわない柔らかな声音で呟き、ふにゃりと微笑んだ。

    「……っはぁ?!ふざけるのも大概にしろ。重要参考人も事情聴取も何もないまま、分かるわけないだろ!」

      殺人鬼さながらの表情を浮かべ、一松がおそ松に勢いよく歩み寄る。今にも掴みかからんばかりの迫力だが、おそ松は立てた指を顎に沿え、愛らしく首を傾げた。間に割り込むようにチョロ松が立ち塞ぎ、一松と対立する。

    「まぁまぁ一松警部。まずは彼の見解を聞いてみましょうよ」

      ね?  と一見穏やかな表情を浮かべて見せるが、右手はおそ松を隠すように背へと沿え、それ以上近付くなとばかりに左手で牽制する。
      一松は忌々しげに小さく舌打ちをし、腕を組みながら顎で促した。その様子に勝ち誇ったように口端を吊り上げ、後ろに立つおそ松へと極上の笑みを見せながら体を横へとずらす。
      開けた視界におそ松は満足気に一呼吸し、勿体ぶるように口を開いた。

    「……犯人は……」
    「…………」

      長い間は傍聴者の心臓を高鳴らせ、生唾が喉を通る。

    「犯人は……?」

      手汗握る瞬間に、チョロ松が問う。

    「犯人は……この世の何処かにいます!!」

      静けさが辺りを包み込み、チョロ松とおそ松以外の者が表情を消した。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    既に捜索どころではなく、まるで幼稚園のような風景に十四松は苦笑いを浮かべた。
      犯人逮捕というよりも、通名であるなごみ探偵の名に相応しく、刺々しい場の空気を和ませるのがおそ松の仕事だ。
      何度か仕事を共にしていれば要領を得てくるのだが、やはり初対面の一松警部にとっては許容の範囲を逸しているのだろう。トド松警部補が間に入らなければ話にならず、チョロ松警部が入れば火に油を灌ぐこととなる。
      誰が悪い、というわけではないんだけれども。と十四松は独り言ち、混沌とした輪の中に足を踏み入れた。

    「えーっと……じゃあ一応念の為に、ね?  そのマスクに着いてる血痕を、採取させてもらえるかな?」

      自身と似た顔に酷く動揺しているのか、親の仇を見るような目で睨み付ける一松の前に立ち塞がり、仮面の男ーーおそ松いわく、じぇいそんと呼ばれる男ーーへと手を差し出す。

    「じぇいそんは犯人じゃないってばぁ」

      拗ねたようにおそ松が唇を突き出し、マスクを持つ腕に絡み付く。間を挟んでチョロ松までもが抗議の声をあげるが、この際公平な判断力を失っている男の声は無視だ。
      訝しげに目を細める仮面の男にぴくりと青筋が額に浮き立つが、十四松は笑顔を絶やさずおそ松へと説得を試みた。

    「うん、念の為だよ。これが俺の仕事だからさ。……あ、それにほら!  科学的に証明出来れば、一松警部も納得してくれると思うし」

      ね?  と極力柔らかな声音で諭し、どうどうと一松を宥めていたトド松も勢いよく頷く。
      渋るような仕草を見せるが、どうやら仮面の男は判断をおそ松に委ねるようだ。チラリと視線をおそ松へと向け、頷くのを確認してからそっとソレを差し出した。
      すぐに返すからね。と預かり、自身の仕事道具が詰め込まれた鞄へと歩みを進める。

    「納得するなんて一言も言っていない」

      十四松の後を追いながら不機嫌そうに一松が呟き、キャッキャウフフと未だ花弁を散らす三人組を鋭い視線で突き刺した。トド松は相も変わらず忙しなくツッコミに走り、十四松は苦笑を相槌に変える。

    「まぁそう仰らずに。将を射んと欲すれば先ず馬を射よって言うでしょう?」

      ああ言った方が効果的なんですよ、彼には。と手に持つマスクを見せ、得意気に笑って見せた。

    「だが意外だな。あの探偵に骨抜きにされてる奴等は揃いも揃って援護をしたがるのに……アンタは違うのか?」

      和やかな雰囲気は感染するように次々と現場に居る人間を穏やかな表情にさせ、幻覚か、室内は花畑でも見えてきそうな程に平和的である。だが反して死体が横たわる側で鑑識用具をひろげる十四松の周りは、変わらず冷たく湿った空気が流れているままだ。それでもなお通常業務を続ける姿に、一松は感心したように十四松の背中を眺めた。

    「好きですよ、俺も」

      保存用に入れられたパッケージに文字を綴りながら、振り返らずに十四松が答える。

    「恥ずかしながら、けっこう本気なんですよねぇ」

      照れくさそうに笑い声を漏らすが、指紋を採取し始める手は止まらない。その周りとは違った行動ーー正しい業務ではあるのだがーーに一松はパチリと瞬きをし、無言のままその光景を眺め続けた。

      *

    「あちゃー……」

      死体現場は誰が用意したのか、既に立食パーティーのように華やかな内装が施されている。一松と十四松以外、トド松さえもが楽しげに輪の中に溶け込み、談笑が場の空気を和ませていた。その中での、場にそぐわない十四松の声は周囲の目を異様に惹き付けた。

    「どうしたんだね?  十四松君」

      片手にシャンパングラスを持つチョロ松が、連れをエスコートするように、おそ松の腰に腕をまわし顔を出す。その隣に立つ仮面の男は、落ち着くのか返却された仮面でまた顔を覆い、不思議そうに首を傾げた。

    「あってはならない事が起きたみたいで……」

      うーん。と困ったように笑顔を曇らせ、十四松が採取した指紋をテーブルクロスへと並べていく。

    「なになにぃ?」

      口のまわりに食べかすを付けたおそ松が、頬一杯に食べ物を詰め込みながらも興味深そうに十四松の隣へと立つ。隅で全体を眺めていた一松も駆け寄り、腕を組みながら並べられたものに目線を落とした。
      机上に並べられたのは害者のスマフォデータを映し出すノートパソコンに、繋がれたスマフォと小型印刷機。フィルムに挟まれた指紋がそれぞれ隣り合うように二つ並べられ、凶器となる血濡れの包丁が一際存在感を放っていた。透明な袋に入ったそれは、入れられた際に付着したであろう血が生々しくこびりついている。
      それらを眺め、再度十四松は考え込むように唸った。

    「こんなに机にひろげて……何か分かったのか?」

      何だ何だと談笑に夢中になっていた人員も集い、十四松の周りを囲むように円を描く。

    「我々にとっては良い話であり、おそ松君とそこの彼にとっては……悪い話になるかもしれません」

      ゆったりとした動作で仮面の男を指差し、深く濁らせた双眸がその人物を捉えた。

    「え?  ……ん?  どういう事?」

      困惑した表情を浮かべたおそ松がおずおずとチョロ松と仮面の男の裾を掴み、小さく首を傾げる。

    「……結論から言うと、残念ながら凶器から検出された指紋と、そこの彼のマスクから検出された指紋が……一致したよ」

      二つのフィルムを手に取り、重ねて見せる。それは確かに細かな皺までもが一致し、同一人物のものから採取出来る物と思われた。
      突然の重要参考人の登場に、周囲がざわめく。当の本人も内容を理解するのに時間を要しているのか、時を止めたように身を固くしていた。

    「……え?  まさか。何かの間違いじゃない?」

      珍しくおそ松の眉尻が下がり、粘りけのある視線を向けながらひそひそと囁きあう周囲に抗議する。
      悲しげな表情を浮かべた十四松は深くため息をつき、ノートパソコンへと視線を集めるように開いた画面を周囲に見せつけた。

    「今回の害者は、チョロ松警部が言った通り、大変有名な企業家です。……しかし、こんな一面がありました。一松警部、大変お手数ですがここの一文を読んでいただけますか?」
    「ん?  ああ。……今後の利息は四十パーセントとする。それ以下は認められない。返せない者は家、土地等担保に置き……おい、これ……」
    「そうです。害者は企業家である表の顔と、法外な利息で取り立てる、謂わば闇金と呼ばれる人間と深く関わりがある裏の顔があったのです」

      これは彼が管理しているデータベースから抜き出したものですが……。とおもむろに小型印刷機から一枚の用紙を抜き取り、列べられている名簿の一人に赤いマーカーで線を引く。

    「おそ松君、君が借金している先もどうやら彼の系列だったみたいだよ」

      他者を黒く塗り潰せば、おそ松の名前が記載された欄だけが浮きだつ。

    「しかし、何故彼が……?」

      実名は不明だが、借金をしていない仮面の男が何故わざわざ犯行に及ばなければならなかったのか。接点が見付からない不可思議な疑問に、チョロ松が問う。

    「これはあくまでも俺の推測ですよ。一松警部はご存知ないかと思われますが、彼は、必ずと言っても良い程おそ松君が登場する場面によく現れますね?」

      そう言えば。と呟きながらトド松も過去の記憶を掘り起こし、仮面の男を見つめる。

    「おそ松君、君は彼と連絡を取り合って、現場に来るのかな?」

      至極柔らかな口調は、先程の威圧的な要素をかき消す。

    「っ……して、ない……けど!  でも!」
    「お聞きしましたか?おそ松君は彼と連絡を取り合っていないのです。でも何故か彼は現れる。……それって、ストーカーじゃないですか?」

      ざわめく周囲におそ松は必死に否定するが、和やかな雰囲気が一変した空気では耳を傾ける者は居ない。
      最後の望みとチョロ松に助けを求めるも、口を一文字に結んだチョロ松は、考え込むように視線を反らしてしまった。

    「経緯はこうです。彼はある日、好意を寄せる相手に借金があることを耳にしてしまった。しかし彼にはそれを肩代わりする程の財力は無い。なんとかしてやりたいと思いつつも法外な利息で借金が膨らむ一方、彼はあることに気付いたのです。金融を裏で操っている人間を消してしまえば、彼は救われるのではないか……と。害者に恨みを抱いている者は数多く居るでしょう。どうせ警察はその中から犯人探しを始めるに違いない。ならば無関係の自分に疑いが掛かる確率はゼロに等しい。だから彼は実行に移ったのです。ただ愛する人を助けたいという名目の下、純粋に、頼まれてもいないというのに」

      違いますか?  と緩急自在な語りは最後、静かに問い掛ける。
      仮面の男は勢いよく顔を左右に振り否定をし続けるが、十四松はまた困ったようにため息を吐き、自分の元居た場所に異動した。

    「じゃあ、何で指紋が一致するんでしょう?」

      証拠となるフィルムを上げ、首をかしげる。それに対して仮面の男は言葉を詰まらせ、下を向いてしまった。

    「……詳しい話は、署で聞かせてもらおうか」

      沈黙を破るようにチョロ松が仮面の男の両腕を包み、玄関口へと向かう。大切な友人を失った悲しみにおそ松はボロボロと涙を流し、トド松に慰められながらも同行を促された。

      数台のパトカーが小さくなり、十四松と二人だけの空間になった所で、一松が重い口を開いた。

    「あの男は、本当にそんな事をする奴なんだろうか」

      独り言にも似た呟きに、十四松が振り向く。

    「俺には到底、そうとは思えない」
    「……お言葉ですが、捜査に私情を挟むのは如何なものかと思いますよ、警部」

      淡々とした喋りは、おそ松が居たときと打って代わり冷徹さをうかがわせる。その変わりように一松は眉間にしわを寄せ、十四松を凝視した。

    「どちらにせよ、目に見えないものを明確に証明するのは、難しい事ですからね。おそ松君には可哀想なことをしてしまいましたが……証拠がある以上……なんとも」

      機具が詰め込まれた鞄を背負いなおし、それでは。と一礼し十四松は一松に背を向けた。
      マスクから血痕や指紋を採取する頃から言い様の無い胸のつっかえが一松の中で渦巻き、十四松の背中を眺める度、その薄気味悪さが霧状に肌を伝う。それから逃れる為、一松は最後に十四松の背中に声をかけた。

    「アンタ……なにもんなんだ?」

      ゆるく振り向いた十四松は暫し無言のまま瞬きを繰り返すが、体ごと振り返らせ、人好きのする笑みを浮かべて見せた。

    「ただの、恋する鑑識官ですよ」

      そう冗談めかしたように答えると、再び一礼し、今度は振り返ることなく自身の車へと姿を消してしまった。

    END

     

     

     

    いつもここで感想をいっぱい語りたい衝動に駆られるのですが、もし万が一読んでる途中な人の目に入ってしまい多大なネタバレをしてしまったら申し訳ないのでたいしたコメントが書けなくて歯がゆいのですが…(その分あーちゃんにはもう勘弁してくれってぐらい愛と感想をぶつける様にしていますが)

    まさか…こう来るとはな…(心臓を押さえながら)

    素晴らしいメリバでしいたくこういうの大好きです…いちばん私情を挟んでいるのは誰でしょうねって言う話ですよね…わかります…!

    しいたくがあほ漫画を描く→あまどさんが素晴らしい小説で続けてくれるっていうわいがめちゃくちゃ幸せになるこの企画、後63回は続けたいと思います★(逃げるあまどさんの足首を掴みながら)

    じろちゃんとのリレー2コマで長男総受け!

    2017.05.15 Monday

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      そんな訳で…今年の絶ちょう大阪にあわせてお泊りに来てくれたじろちゃんと、即興リレー2コマ漫画大会をしてきましたー!!

      即興なのにすごいスラスラ消化してくれてたので、時間があればもっと沢山描けたんだろうなと思うとちと残念…

      例によって長男総受けです!ではどうぞー!!

       

       

       

      松ステネタで一おそ

      お泊りしてくれた時に一緒に松ステ見たんですが、冒頭色おそがすぎました…!

      それにしてもこの一松の表情めっちゃすき…かわいい…

       

       

       

      松ステネタその2でカラおそ

      あの痛い格好最高に良かった…まさかバックプリントありとは(笑)

      マジかよ!エスパー伊●って今の年代の子知らないの!?(愕然)

       

       

       

       

       

      数字おそ

      この二人は長男はセクシーだしキュートだと思ってるだろうから話は通じなさそう(笑)

      しかしイヤ世とチビ美がかわいい…長男はもっとかわいい(病)

       

       

       

       

       

       

      総受け!

      じろちゃんが「あの街は市役所しっかりしてなさそう。役所仕事しろ」ってずっと言ってた!

      けどこの弟たちなら多分普通に法律すら変えられそう(笑)

       

       

       

       

       

      最後にチョロおそ!じろちゃんは眠気に負けて派生を諦めました(見たかったッ!)

      別に付き合ってもいないのに「僕にこういう事言われてうれしいでしょ」なライジングシコスキーチョロプレックス三男(どんどん肩書きが長くなるな…)

       

       

       

       

      以上です!いっぱい描いたなぁー!

      そんなに時間取れなかったけどこんだけ描けたから、今度はもうちょい時間を取って描きたい!!

      りんちゃんとのリレーまんがでサイバーおそ!

      2017.05.15 Monday

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        …というわけで、松アカウントを作って間もなく、お付き合いだけはとっても長かったのに一度も合作をしたことがなかったりんちゃん(前書き長ぇー!)と、初めてのリレー4コマやってきました!

        りんちゃんも自分もほのぼの系ばっかりだったので、まさか初作品がこのような下ネタになるとは…最高かよ(笑)

         

         

         

         

        おまけまで!?

        アナログ作業のわいに合わせてアナログっぽくしてくれたりおまけのサイバおそ(こけし装備)まで描いてくれたりとサービス精神満点すぎいぃー!!この後おいしくいただかれました!(こけしで!?)

         

        ってかメタネタから始まって最後もメタネタで終わったけど、DVD版だったらピー音は消えますってネタでも描いてみたかった!

        何はともあれ、楽しいネタを本当にありがトドおそー♥家宝にすっぺー!!

        あまどさんとのリレー企画!その2

        2017.04.18 Tuesday

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          おこんばんわぁー!しいたくでっす!

          密かに(?)続けていたあまどさんとの漫画→小説リレー企画の第二弾が完成したのでお届け!

          今回は「お互い長男と付き合ってると思い込んでる数字→おそ」でGo!

          ではどうぞー!!(*´∀`*)

           

           

           

           

          「どっちでも良い……?」

            低い声音をより一層低く凄ませ、一松がゆっくりと振り向いた。同時に振り向いた十四松の目元もジトリと座り、開けっ広げな口元が袖に覆われている。
            不穏な空気を漂わせる二人だが、既にアルコールが入っているおそ松はのうのうと待機したままだった。

          「どっちでもは駄目だよ〜、おそ松兄さぁん」

            まるでチンピラが一般人に絡み付くかのように、十四松がおそ松の肩を抱き寄せ、妖しく微笑む。

          「せやでー、兄さぁん」

            便乗に見せ掛けた対抗心を燃やし、一松が十四松の腕を払いのけ自らの手をおそ松の肩に置いた。
            左右に挟まれたおそ松は未だ現状を理解出来ていないのか、酔いも手伝い楽しそうにクスクス笑う。

          「まぁ?クズでニートで童貞で尚且つ欲張りな兄さんの事ですから?どっちも欲しい!って気持ちは分からないでもないような気がしないでもないですけど?」

            その態度に呆れながらも小さくため息をつき、一松は普段よりもゆったりとした話し方でおそ松を責め立てた。

          「え、えっ、それってどっち?」

            遠回し過ぎる表現に、変わらずおそ松はケラケラと笑いながら聞き返す。

          「理解力の乏しい兄さん可愛くなくなくなーい?」
          「可愛くなくなくなくなくなーい?」

            兄同士が楽しげに会話する姿が面白くなく、透かさず十四松が口を挟んだ。だが負けじと一松も応戦し、水面下の戦況が激化していく。

          「おーいー!二人だけで仲良くすんなよー!お兄ちゃん寂しくて心臓がキュッてするだろー」

            目元が全く笑っていない二人に気付かぬまま、おそ松は不満げに表情を歪める。

          「で、十四松」

            えっ。と寂しげな反応を溢すおそ松を無視し、一松は目つきを更に鋭くさせながら十四松を呼んだ。

          「本当の所……お前、いつから兄さんとそういう関係になったんだ。……あ?答えように寄っちゃあ、折るぞ。……クソ松のグラサンを」

            本題に土足で足を捩じ込み、筋者顔負けの凶悪的な面持ちで睨み付ける。

          「アハー。それってわざわざ教えてあげなくちゃいけない事かなぁ?ぶっちゃけ一松兄さんには関係ナッシーング!」

            対して十四松は含みのある笑みを浮かべ、するりとおそ松の腰に腕を絡ませた。

          「兄さんこそ三ヶ月目って本当?答えように寄っては、俺も本気出しちゃうからね。……朝の走り込み」

            ん?とあくまでも口元の笑みを絶やさず、睨み付ける。バチバチと火花が見えそうな間に立ちながらも、おそ松はなお頬を緩ませながら呟いた。

          「何の話してっか全然分かんねーけど、俺達の関係っつったらアレだろ?産まれる前からじゃあん」

            上機嫌に鼻歌を歌い出し、手元の缶ビールを一気に飲み干す。空になった缶を卓袱台に置き、どちらが連れて行ってくれるんだ。と両手の甲に顎を乗せ、ゆっくりと瞬きをした。
            問われた当の二人はと言えば、おそ松の発言を良い方に捉え、悶えるようにして顔を両手で覆っている。

          「産まれる前からってそんな……!前世からか!?前世から俺達はそういう関係だったのか…!やっぱり、鶴の恩返しは前世の俺達の記憶だったんだ…!」

            ごろごろと転がり、嬉し恥ずかしいと騒ぐ一松同様、十四松もスーパーボールが跳ね回るよう、縦横無尽に室内を飛び回る。

          「ウッヒャー!!産まれる前から!!産まれる前から俺達、相思相アインナーマッスルゥウウ!!ウオォオオ!」

            鉛玉が当たったかのように室内が荒れるなか、元気だなぁと心穏やかにおそ松は二人を見守っていた。

           

           

           

           

           

           

           

           薄手のビニール手袋を装着し、迫る二人におそ松の喉がヒュッと悲鳴をあげる。助けを呼ぼうにも思い当たる人物達は既に出払い、今現在頼れる者は己のみという事実に、腹だけではなく頭も痛くなる思いであった。
            どうしてこうなってしまったのだろうか。良い気分でぐうたらと酒を飲んでいた所までははっきりと覚えている。それから十四松が現れ、気付けば話の方向性が大変危険な区域に達していたという現状だ。
            考えれば考える程、焦りとはまた違う油にも似た汗が浮き出る。

          「っだあもう、お前らシット! お座り!」

            半ば叫ぶような声が部屋中に響いた。
            苦し紛れに浮かんだ言葉はまるで犬を躾るかのようであったが、おそ松は気にせず言葉通りに床を指差す。表情を歪め、息も切れ切れになる兄に対し二人は驚きに目を見開くと、素早く膝を折り曲げ、姿勢正しく座りこんだ。
           
            「ステイ!  いいな?  そこで、じっとしてろ」

            痛む腹を抑えつつ、単語ごとに強調しながら空中を突く。
            早着替えが代名詞のような十四松はいつの間にか犬の着ぐるみを纏い、一松は上半身の衣類さえも脱ぎ去っている。ボケにボケを重ねてくるような二人に振り回され、急激な疲労感に襲われながらもおそ松は目的地へと去っていった。

          「さっすがおそ松兄さんやでぇ……。既に子を守る母の力強さを備えとる!」

            十四松が瞳を煌めかせ、元気良く頷きながら犬の遠吠えが幻聴として背後から響く。

          「ヒヒッ……旦那を調教するなんて……いいぞぉ」

            ブリーフ一丁で呼吸を荒くする一松は、恍惚な表情で身を震わせていた。

          「ただいまぁ……って、何やってんのお前ら」

            全体重を掛けた足は廊下の板を軋ませ、家人に来訪者を告げる。開いたままの襖を潜り、チョロ松は目の前の光景に酷く顔を歪ませた。
            また何かしらの怪しいお遊びでも始めたのだろうか。外の世界ですら通報されてもおかしくない行動をとる二人に、呆れたように深いため息を吐く。

          「産婦人科に行った、おそ松兄さんを待ってんの!」
          「はぁ?」

            十四松の奇天烈な発言に、チョロ松は器用に片眉を上げる。
           
          「俺の子が産まれるんだ」

            はにかみながら一松は妻(仮)の癖を真似、鼻の下を軽く擦った。脳内を疑問符で埋め尽くすチョロ松を余所に、互いに俺の子だと一歩も譲らない二人は律儀に兄の言い付けを守り、姿勢を崩さず口頭だけで罵りあう。
            付き合うだけ無駄か。そう心の中で呟きながら素通りし、チョロ松は机上に冊子を広げ胡座をかいた。

          「……あれ?  でも確か靴はあったなぁ……」

            人数に対して一足多い事を思い出し、チョロ松は首を傾げる。しかしそれさえも己にとってはどうでも良く、直ぐにまた求人誌へと目を通した。

          「はー、すっきりしたぁ」

            晴れやかな表情を浮かべ、おそ松がお腹を擦りながら部屋へと戻る。宝石のように瞳を輝かせた十四松と、屈みつつあった背を伸ばし、期待に満ちた目を向ける一松が出迎えた。
            チョロ松はおそ松の存在を見留め、視線を元に戻す。

          「で、どうだった?!」

            答えが待ちきれないとでも言いたげに膝を叩き、十四松が急かす。

          「へ?」
          「どっちだったかって聞いてんだよ」

            一松も膝の上で手のひらを握り締め、おそ松に迫る。

          「ど、どっちって……え?言わなきゃ駄目なの?」

            何のプレイだよ。とおそ松が表情を歪ませるが、真剣な眼差しの二人に後退る。

          「産婦人科行ってきたんでしょ?」

            数少ない情報源を、チョロ松が辿る。

          「あらチョロちゃん。……て何で俺が産婦人科行かなきゃなんねぇんだよ。普通にトイレだわ」

            半笑いにおそ松が答えると、正座をしていた二人が驚きの声を上げ、勢い良く立ち上がった。驚愕に口を戦慄かせ、絶望色に染まった瞳が細かく震えている。
            先程とは打って変わった様子におそ松が疑問符を浮かべると、二人は弾かれるようにトイレへと駆け込んでしまった。
            瞬く間に姿を消した弟達を見届け、首を捻りながら室内へと足を踏み入れる。だがまたしても騒がしい泣き声と悲鳴が響き、驚きにおそ松とチョロ松は声の発信源の元へと焦るように向かった。
            どうやら咽び泣く声は十四松のものだったらしい。おそ松の目に飛び込んできたものは、尻餅をつき両手で顔を覆う十四松と、便座に手をつく一松の後ろ姿があった。
            異様な雰囲気に、おそ松も声を掛けるのを躊躇する。だがそんな空気をものともせず、チョロ松が兄に変わり声を掛けた。

          「何してんの」

            沈みきった悲しみの空気に対し、平淡な声音はあまりにも不釣り合いに浮いて聞こえる。
            兎のように目元を赤く染めた十四松が振り向き、おそ松を目に移すとボロボロと大粒の涙を再度流し始めた。

          「っ……兄さん……居ないよぉ……。何処にも居ないぃ……」

            おそ松の足へと縋り、現実を受け入れられないと十四松が顔を左右に振る。

          「え、……え?  あ〜……いや、だってぇ普通流すだろ」

            汚ねぇじゃん。とこぼすが、その言葉に一松が勢いよく振り向く。ふらつく足取りで歩み寄り、便座に触れた手でおそ松の両腕を鷲掴んだ。

          「何が汚ねぇんだよ!?  俺がゴミだからか!?それでも、……っ……それでもあんまりだよぉ……兄さん……」

            歯を食い縛らせ、嗚咽をもらしながら一松が鼻を啜る。
            単にトイレを済ませただけだというのにも拘わらず、何故自分が責められなければならいのだろうか。腰へとしがみ付く十四松と、肩へ顔を埋める一松の頭をなでながら、おそ松は途方に暮れる。
            最後の望みとばかりにチョロ松へ顔を向けるが、哀れみを通り越した、最早ゴミを見るような目で見つめ返されてしまった。
            誰でも良いから助けてくれ。おそ松の心の叫びは、清々しい青空へと消えていった。
           
          END

           

           

           

          二回目にものすごいムチャブリしたにも関わらず、いちいち小ネタを拾ってくれたり(四男のパンツのくだりとか五男のわんこぐるみの所とか)全て(文字通り)水に流して綺麗にまとめてくれたりと本当に楽しかったです!オチに一人で爆笑しました(笑)

          あーちゃん、本当にありがとうー!!

          あまどさんとのリレー企画!(長男総受け)

          2017.03.19 Sunday

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            まだサイトに松カテゴリができておりませぬが!(笑)

            素敵な情景、心理描写で繊細な小説を書かれることでおなじみのあまどさんとリレー企画をさせて頂きましたァん!(ナヨォ)

             

            リレー企画:漫画→小説→漫画のようにお互いの作品を見てその続きを描かせてもらう企画。

            めっちゃ楽しかったです!時間の許す限り続けていきたいー!

            今回はしいたく(漫画)→あーちゃん(小説)の順番で!ではどうぞー!

             

            ※今更ですが全体的に下ネタ注意

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            どうもウチの長男は貞操観念というものが低い。とチョロ松は大きくため息をつく。現にズボンを破り捨てられているにも関わらず、ケラケラと楽しそうに笑っているのだから、余計に表情が歪んだ。
              弟というモノに対して自他共に認める甘さがある長男だが、少々、いやかなり許容範囲が広すぎなのではないかとフと思う。
              以前、呑みの席でそれこそ笑い話かのようにカラ松の格好をした一松に告白をされたと溢していたが、ソレがもし本気だったとしたならば、もし、今度こそおふざけではなく、真面目に精一杯一松が告白をしたのならば、いったいこの兄はどんな反応を返すのだろうか。そんな事ばかりが脳内を駆け巡る。

            「フーン、おそまーつ?そのマーメイドの様に魅惑的な姿も素敵だが、少し刺激的過ぎやしないか?」

              俺のパーフェクトファッションを貸してやる。とズボンをカラ松が手に取り、ニヒルな笑みを浮かべた。

            「えー、よりにもよってソレかよぉ」

              ケラケラとおそ松が笑い、ズボンを指差す。仮にそれが至って普通のジーパンであれば何も文句はないのだが、何処で手にいれたのか、青のスパンコールに被われた代物は些細な光をも反射し、きらびやかに輝いていた。

            「不満か?」
            「不満っつーか、アレだわ。それお前しか似合わねーから」

              収まらない笑いを喉に押し込め、必要無いと頭を左右に振る。

            「そうか……」

              小動物の様に落ち込んで見せるが、同じ顔をした成人男性が拗ねても可愛くない。とチョロ松は冷静に心の中で指摘した。

            「あ、そーだ。カラ松新しいの取ってきてよ。十四松がやぶいちゃったからさ」

              最早布切れと化したズボンに目をやり、出入り口へと顎で指す。すかさず十四松の謝罪の言葉が飛ぶが、後悔はしていないとも付け加えられ、満足げに微笑んでいた。

            「俺が行くのか?」
            「お願い、カラチュン」

              訝しげに返すカラ松に対し、おそ松は胸の前で手を合わせる。トド松に似た口の形をとり、上目遣いもプラスされた。
              可愛い。と心の中で絶叫したのはどの弟か。それを間近で見てしまったカラ松は、赤い液体を鼻から垂らした。

            「カラ松兄さんもタッティ!?」

              仲間を見付けたとでも言いたげに、十四松がカラ松へとタックルを決める。壁に頭をぶつけ、それどころではないが、然り気無く一松も参戦するのだから質が悪い。

            「しん……っぶんしっ!」

              ダミ声を溢しながら、おそ松が鼻の下を擦った。何とかは風邪をひかないと言うが、アレは嘘だと言ったのは誰の言葉か。

            「ちょっとー、風邪なんかひかないでよね」

              表情では呆れた様子を窺わせるが、トド松の口角が片方だけつり上がっている。まったくもう……。などと呟きながら何処から取り出したのか、水玉模様のタオルケットをおそ松の腰に巻き付けた。

            「サンキュー」

              にへらとだらしない笑みを浮かべ、そのままどかりと手の形をした椅子に腰掛ける。

            「おい、ズボンくらい履けよ」

              家の中とは言え、ブリーフに腰タオルとは如何なものか。誰か来たら困るだろと、眉間のしわを解しながらチョロ松が指摘する。

            「えー、面倒くせぇ。取ってきてよチョロちゃーん」
            「何で僕が持って来なきゃなんねーんだよ。自分で行け!」

              仁王立ちで二階へと繋がる階段を指差し、しっしと犬を追い払う様に手をふる。

            「んだよ冷てぇの。……トッティー、御褒美やっから取ッティ〜!なんつって!」

              だっはっはと寒いギャグにおそ松は一人で笑っているが、ネタにされたトド松はそれどころではない。御褒美と称してチラリと捲り上げられた上着のその奥に、目を奪われているのだ。
              自称女の子を虜にするつぶらな瞳が、獲物を狙うハンターの目へと変貌している。

            「トッティーもタッティー!?」

              じゃれついていた玩具から離れる犬のように、勢い良く十四松が顔を上げた。その下では当初の外傷よりも悪化しているカラ松が、長男同様ブリーフ姿で転がされている。
              南無三。心の中でそう呟き、チョロ松はそっと現実逃避のため瞼を閉じた。

             

             

             

             

             

             

             

             

            自称常識人のチョロ松までもが突飛な発言を繰り出し、居間がカオスと化していく。相も変わらず十四松は増えていく仲間にお祭り騒ぎをし、カラ松はいつの間にか上着も消え、長男よりも寒い格好を強いられている。トド松に関してはチョロ松の暴走により多少は正気に戻っているが、御褒美という言葉が脳内から離れずにいた。
              ぶるり、と寒気がおそ松の中を駆け巡る。夏でもないのに、長時間このままの姿ではさすがに体調も崩すかと思い始めた頃、誰かが欠けている事に漸く気が付いた。
              広くもない居間を見渡し、一人ずつ数えていく。
             
            「いち、にぃ、さん、し……あれ?」

              指差し確認をしていくが、自身を除き五人目の姿が見えないでいた。定位置に座り込んでいるわけでもなく、また祭りに興じて十四松のノリに乗っているわけでもない。早々に飽きてしまったのだろうか。珍しく構ってくれる弟達とふざけていたが、一人でも欠けてしまった事におそ松は不満げに眉尻を下げた。

            「っ……うぇっくしょい!」

              舞い上がる埃に鼻を擽られ、二度目のくしゃみが飛び出す。

            「はい、ズボンとティッシュ」
            「あー、悪い悪い。あんがとね」

              鼻を啜りながら、横から伸びたティッシュに手をのばす。

            「……え?」

              居間に居る弟達の声よりも、ワントーン落ち着いた声音におそ松の手が止まった。顔を向けると、先程まで居なかったはずの五人目こと一松が普段と変わらない表情でじっと立っていた。手には言葉通り、ティッシュペーパーとズボンが持たれている。
              パチリパチリと瞬きを繰り返し、顔と手元を交互に見やると、気を取り戻すべく、おそ松はだらしなく頬を緩ませた。
              浮いたままの腕を再度のばすが、しかしそれは空振りに終わる。疑問符が生まれ、顔を上げるとそこには薄ら笑いを浮かべた一松が両手をおそ松の手の届かぬよう上に上げていた。

            「おい」
            「……ご褒美、くれるんでしょ?」

              トド松をからかう際に用いた言葉が甦る。

            「え?……え、一松さん……?」

              勿論、そんな物など準備していないおそ松は瞳をさ迷わせ、一松の出方をうかがう。

            「ご褒美」

              口を開け、再度ゆっくりと催促をされた。

            「えーっと……あー……お兄ちゃんなんも持ってないからなー」

              はははと乾いた笑い声を出し、頭の後ろを掻く。上目に苦笑いを向けると、据えた視線と絡んだ。

            「大丈夫大丈夫、物じゃないから」
            「……へ?」

              おそ松の腕を掴み、立ち上がらせる。

            「あぁ、でも無くすものは多いかも」
            「え?」
            「まぁその分得るものも多いだろうから、きっと大丈夫だよ。多分。恐らく」

              何が何だか分からぬまま、ぶつぶつと呟きながら歩き始める弟におそ松は連行されて行く。
             
            「おいちょっと待てゴラァ!!」

              階段の中腹に差し掛かる頃、今後の展開を漸く察したチョロ松達は押し合いながら次々と居間を飛び出した。

            END

             

             

             

             

             

             

             

            以上ですー!小説と漫画のリレーって初めてだったけどものすごく楽しかったー!

            感想めっちゃ語りたいけど小説の内容のネタバレになるので割愛。読んでわいがどこに萌えて悶えたのか察して!感じて!(笑)

            あーちゃん本当にありがとうございましたー!(*´∀`*)